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2008年 07月 08日
とらとの出会いは1997年頃、辛抱強くというか、しつこく声をかけていたら隠れ家の空き地から顔だけ見せてくれるようになり、キジトラと判明。勝手に“とら”と命名し声をかけ続けていたら出てきました!! とらはどんどん懐いてくれて、とらやの帰りを待っているようになりました。 でもとらやの知識不足のせいで肝心なワクチン接種をしてあげなかったのです・・・2002年の8月下旬、鼻水垂らしてたり、9月に入ると咳もしてる!!これは変だ!!急いでネットで調べまくったら猫エイズ、猫白血病、怖い病名が沢山出てきたのです。無責任に可愛がっていただけ、後悔に押しつぶされそうでした。 2代目エルザがお世話になっている病院へ急いで連れて行きました。先生の診断は“猫白血病”でした。そして「発症しているから、あと2ヶ月位ですよ。この猫は外猫だね?他の猫にも感染する病気だから、この猫を返すわけにはいかないよ。他の猫にだって生きる権利はあるんだから。」とも言われました。もうおばちゃんは途中から涙が止まらなくて、「先生、お願いですからとらを返してください。必ず一緒に住める家を探しますから、たとえあと2ヶ月でも苦しまないようにお薬を出して下さい。」って言ってしまいました。そうしてとらはこの日から正式にとらやの家族となり、10日後に引越しをしたのでした。 にゃんことの共同生活は初めてです。とらは最初の5分か10分、ハァハァ興奮気味で部屋を探索しましたがそれだけ。一度落ち着くと他の部屋は普通に探索して終わりました。もう体も弱ってきていたからかもしれませんが、外に出たがることもなく、すぐに落ち着いてしまいました。トイレが一番心配でしたが調べたとおり、猫トイレを置いておいたら勝手に入っていくんです!猫ってすごい!この時一番感動しました。 <ガランとした部屋> <お座布団が気に入りました> それからの2ヶ月弱、とらは日に日に痩せていき、ゴハンも口に運ばなければ食べなくなってしまいました。本当に先生の診断通り2ヶ月で天国へ行ってしまいました。ずっと外で暮らしていた猫の自由を奪ってしまったのかな・・・勝手に決めて無理やり家猫にしてしまったけど、とらにしてみればいい迷惑だったかな・・・この時もたくさん悩みました。でも、あのまま外に放してしまったら他の猫に感染させてしまったかも、道端で咳こんでしまったら車に轢かれてしまったかも、って。 とらをきっかけにノラ猫ノラ犬について真剣に考えるようになり、ものすごく沢山いるという現実を知りました。それまでは何となく避けてきたというか、他人事のようにしか考えていませんでした。 今ではとらに「病気にさせてしまってゴメンね。でも家猫になってよかったんだよね!」って言えるようになりました。そして「とらのお陰で桜に出会えたよ!」って♪ とらと出会って本当によかった。少~~し成長したかな??
by toraya_oichan
| 2008-07-08 13:54
| 日常
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